新潟県議会議員 佐藤卓之(さとうたかゆき)の活動報告

2009年7月アーカイブ

2009/7/20~7/26

 今週21日(火)に、衆議院が解散になりました。8月30日の投票日に向けていよいよ選挙戦が本格化します。今週は諸々の用務のほかは選挙のお願いを兼ねてのあいさつ回りにかける時間が多くなりました。

地元企業を回っていて多く聞かれるのが「景気が悪くて選挙どころでない」という声。中央の大企業では在庫調整も一段落して景況感もやや良くなりつつあるようですが、地方の中小企業は最悪期こそ脱したものの、むしろ先が見えない中で深刻さを増しているというのが現実です。

今週お会いしたある経営者の方は、国内需要に見切りをつけ、乾坤一擲海外へ販路を広げる決断をされたそうです。この実現のための資金として、政府がこのたびの補正で打ち出した総額542億円のものづくり補助金に申請したそうですが、この補助金では採用予定件数2000件に対し7400件の応募が殺到し、審査に時間がかかって採択の発表が1ヶ月も遅れています。

昨秋のリーマンショック以来、政府与党は「政局」より「政策」を優先し、解散を先送りしてきましたが、地元の中小企業を回っているとその選択は本当に正しかったと心から感じます。制度融資制度の度重なる拡充や中小企業緊急雇用安定助成金制度の創設と運用改善など、これらの制度がもしなかったら地域経済はパニック的な恐慌に陥っていたでしょう。今後も、諸々の景気対策の充実が必要です。衆議院の任期さえなかったら、今も選挙などしている暇はないと思っています。

そんな中で、昨年末以来、与党の政策に反対し続け、政策の実行を遅らせてきた野党の「政局」優先の国会対策を思い出すと、彼らに本当に国民の立場に立った政治ができるのかと疑問に思わざるを得ません。確かに与党側にも問題はあるのですが・・・・。

 

その6を掲載してから6週間、この間県議会6月定例会があり、一般質問では、県の教育訓練への支援を拡充し、県央地域における取り組みを全県展開すべきと訴えた。その後どういう動きがあったかは未だ確認できないが、それぞれの地域で受け皿となって企業、市町村、県、そしてハローワークと連携をとってニーズを踏まえた教育訓練メニューをコーディネートするという公的な存在が必要であり、必要性は理解できてもそれぞれの地域で実現する事は現実には難しい。

自分自身も、三条市内で会議所や商工会等の経済団体、テクノスクールや技術支援センター、中小企業大学校等の公的機関を回って訴えてみたが、経済団体は幅広い業種を抱えていて予算上の制約もあり動きは鈍く、公的機関は更に予算の制約がある中でもともとのカリキュラムを抱え、大規模に行う事は難しい。(誤解のないように申し上げるが、積極的に対応はして頂いている)

既に記したとおり、最終的に県央地域地場産業振興センターが私の要請を引き受けてくれ、三条・燕の両市からも補正予算対応を頂き、6/12から8/7の毎週金曜日に延べ720人分(当初540人分で募集を開始したが、その後定員を増加させている)の教育訓練を「企業人材育成講習会」として実施中で、定員を上回る申し込みが続いているようだ。

これら地域企業からの大きなニーズを踏まえ、このたび地場産センターでは第2期の講習会実施を行うこととした。盆明けの8/21から10/2までの毎週金曜日(9/25は除く)、各定員80人で合計480人分の教育訓練となる。

詳細については近々発表になるので詳細については地場産に直接問い合わせ願います。

2009/7/13~7/19

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三条市民にとって忘れることのできない7月13日が今年もやってきました。あの水害から5年が経ったこの日、破堤した五十嵐川左岸、諏訪地内に作られた水害復興記念公園において慰霊祭が行われ、また、厚生会館では復興記念式典が執り行われました。写真は水害復興記念公園に設置された記念碑と慰霊の碑です。

あれから5年、あの水害を経験した私たちだからこそ、やり遂げなければならないことがあります。それは、2度とあのような災害を繰り返さないということ。復旧工事によって五十嵐川や刈谷田川の安全度は飛躍的に高まりますが、水害が絶対に起きないということは確率上ありえないこと。災害対応には、まず自助、共助、そのうえで公助なのですが、防災体制の整備は①個人、家庭での日頃の備え、②隣近所、地域での自主防災力の向上、そして、③公としての体制づくりとまだまだ途上にあります。

また、政治に携わるものとして、もう一つ成し遂げなければならないことがあります。それは、しっかりとした復興支援です。県がすべきこととして、被災した嵐南地域の長年の課題である内水氾濫には雨水の幹線排水路である新通川、島田川の整備が極めて重要ですし、県道である四日町商店街の拡幅も課題です。

また、昨年秋からの世界同時不況は地場産業に深刻な影響を及ぼしていて、被災地は二重の苦しみの中にあります。

このような想いの中で、先日の6月定例会において行った一般質問においても、その1問目に「7.13水害からの復興支援について」と題して質問を行った次第です。以下、本会議で読んだ原稿です。

 

 

2009/7/6~7/12

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今週の金曜日で新潟県議会6月定例会が閉会し、県政史上最大規模(災害対応を除く)となる1016億円の補正予算が成立しました。今議会においては、補正予算の額の大きさだけでなくその中身においても活発な議論が行われ、個人的にも一般質問を行うなど内容の濃いものとなりました。また、委員会の所属が変更となり、次議会より、産業経済常任委員会(副委員長)、地域活性化・総合交通対策特別委員会に所属することとなりました。

写真は、栄地区吉野屋にある石動神社社殿の石川雲蝶の彫刻。源頼光四天王の大百足(土蜘蛛?)退治を彫ったものだそうです。以前紹介したとおり、石川雲蝶がJR東日本の大人の休日倶楽部で「越後のミケランジェロ」と紹介されて以来、今までごく地元の方々にしか知られていなかったこの石動神社に、最近では県外から観光客が訪れています。その石動神社で今週末に灯篭祭りが行われ、私も久しぶりにお邪魔して参りました。写真のような灯篭が参道だけでなく集落の家々に掲げられ、舞の奉納など、昔ながらのお祭りが今も引き継がれ行われています。

このブログを書いている間に、東京都議選の開票結果が進んでいます。その結果についてどうこう言うつもりはありませんが、「政権交代を意識して投票した人が75%いた」という報道には地方議員の一人として一抹の悲しさを覚えます。

そもそも、国会は議員内閣制であり原則として国会議員の中から総理大臣をはじめ各省庁を主管する大臣が選任されますので、政権交代には大きな意味があります。それに比べ、地方自治体はいわゆる大統領制で、首長は直接選挙で独自に選ばれるもの。議会議員は首長以下執行部とは一線を画し、議会と執行部が車の両輪として機能すべきものです。

よく、地方選挙に野党の国会議員が応援に来て「国を変えるためにまず地方を変えましょう」などと演説をする様を見かけますが、これも間違い。国が変わる前に地方が先に変わってしまったら、地方は大きな割を食うというのが真実です。地方分権は現実には殆ど進んでいないので、泉田知事曰く「箸の上げ下ろしまで国の同意が必要」というのが地方の現実なのです。ですから、野党国会議員が言っているのは大きな認識不足か、そうでなければただ党勢拡大のために地方議会の実情を無視した演説をしているだけのことで、「国が変われば、地方はあっという間に変わることができる」というのが真実なのです。

 

全国過疎問題シンポジウム2009in長野(2009/7/8)

2009年7月8日、長野県木曽郡木曽町で行われた「全国過疎問題シンポジウム2009in長野」初日の全体会に、新潟県特定地域活性化議員連盟の一員として、先輩同僚議員3名とともに出席してきました。

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〇視察全般を通じての感想

全国過疎シンポは毎年全国の過疎地を会場として開催されています。一昨年の福岡県でのシンポにも参加しましたが、多くの過疎地域を抱える新潟県にとって、過疎問題は非常に重要なテーマです。

これまでの過疎法は、財政基盤の弱い過疎地の自治体のために道路や公共施設といったハード面のインフラ整備促進に大きな役割を果たしてきましたが、新過疎法においてはハード面の支援に加え、ソフト支援にも相当の配慮がなされるようです。

例えば、現段階で検討されていることとして、市町村合併の進展で減少した町村会議員の果たしてきた役割を補うための「地域支援員」の設置。祭りや伝統芸能など、ムラ社会に残る文化や伝統を継承していくための支援等々。日本人のふるさとである豊かな自然、水や空気を守るという思想が色濃く反映された内容となりそうで、これまでわれわれが議連の活動を通じて訴えてきたことが多く盛り込まれることになるようです。

2年前に福岡でお聞きした宮口先生の基調講演もまた今回聞くことができました。「過疎問題は単に人口減少率で語られるべきでない」とか、「単に過疎で困っているから助けてくれ、という主張は通用しない、都会にも格差があり国民的合意は作れない」、「時代に対応した過疎対策の基本は、違った力を結びつける"協働"という概念が重要」等々、過疎対策を考える上で基礎となる大変参考になるお話をお聞きすることができました。

先生は、最も重要なこととして、「土地を使って生きていける人がいる(しっかりとした田舎がある)ということが、国家として重要」ということをおっしゃっていましたが、日頃私自身が考えていることを短い言葉で的確に表現されており、まさにわが意を得たり、と感じた次第です。

 

 

2009/6/29~7/5

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先週、前三条市議会議員の岡田兵一郎さんがご逝去されました。岡田さん、というよりも"岡兵さん"からは、市議時代からこれまで、とても言い尽くせないほど大変お世話になりました。かわいがって頂いていたというほうが適切な表現かもしれません。議員とは選挙によって有権者から付託を受け、信頼を頂いた存在であるという立場を重んじ、常に自らを強く律して、「自らの信念に基づいて」堂々と行動されていた岡兵さん。大変多くのことごとを学ばせていただきました。後に続く者の一人として、御遺志をしっかりと引き継いで道を進んで参ります。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

さて、30日(火)には県議会において一般質問を行い、1.7.13水害からの県の復興支援について、2.不況下における中小企業支援の方策について、そして、何よりも3.県央地域の医療と基幹病院の整備について、等々県の姿勢を問いただしました。前回3月の質問時よりも質問数を大幅に減らし、その分私の想いを熱く熱く語らせていただき、県の前向きな取り組みを促した次第です。

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