新潟県議会議員 佐藤卓之(さとうたかゆき)の活動報告

2009年9月アーカイブ

2009/9/14~9/20 新潟県議会9月定例会が終了しました

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18日金曜日で、県議会9月定例会の全日程が終了しました。このたびの議会では、国政における政権交代を受けて、自民党が議席の3分の2を占める県議会とのねじれがマスコミ的に注目されました。確かに、最終日には、県議会から国へ送られる意見書の採決で自民と民主を中心にことごとく意見が分かれ、このことで報道機関に「国政と県政のねじれが波紋を呼んでいる」かのごとく取り上げられました。しかし、「県議会は何も変わっていない」「むしろ、変わるほうがおかしい」というのが今議会を通じての私の印象です。

今後は、「予算を0円から組みなおす」という国政における民主党の方針のもと、補正予算の執行停止や来年度予算案を通じて県政に影響(良いものも悪いものもふくめて)が当然出てくる筈ですが、まだ、鳩山内閣は始動したばかり。影響が出てくるのはもう少し経ってから。そして、そもそも国で定めたものを県で覆すこともできませんので、県は国によって与えられた条件下でよりよい県民生活のために思案をしていくことになります。故に、今議会で活発に議論が行われたのも、泉田知事が積極的に検討している「佐渡-羽田航空路開設」の問題や、「北陸新幹線の負担金」をめぐる問題など、県独自の課題についてであり、これらのものについては県政の自民党と民主にいがたの間で会派として意見の対立や相違があるものではありませんでした。あくまでも、国は国、県は県なのです。

今後のこととして、個人的にも12月議会で一般質問を予定しており、これからの国政の方針転換が県政や県民生活に及ぼす影響をしっかりと注視していくこととなります。

写真は、約4億円を投じて県庁内に完成披露された「総合防災情報システム」の会議室の様子です。これは度重なる大災害を経験した新潟県の災害対応ノウハウを情報面で協力にサポートするシステムとして、独自に開発されたものです。年間のランニングコストを質問すると4千万円とのこと。いくら必要なシステムといっても少しお金がかかりすぎです。早速、パッケージとして他県に売り込むべしと提案しました。

 

手帳の余白に、先週の日本経済新聞「春秋」が取り上げた、幸田露伴の「憤ることの価値」という短文の一部をメモしてあります。

「水は激して石を漂わせ、火は激して金を溶かす。憤りなくしてどうして功を成し、歴史に名を残すことができよう」「小人の些事への怒りなど半文銭の価値もない」「真の憤りとは、恥を知り、自ら奮い、自ら助け、自ら責むる・・・これぞ大丈夫の憤り」

今週、毎日の県議会の日程の中で、何度も繰り返される民主党のマニフェストへの疑問に関する質問と答弁、落選した栗原ようじ氏も参加しての4区県議団の会合、また、民主を批判し始めたマスコミ報道、中には「君子豹変せよ」と論じる無責任な全国紙コラム・・・、その都度「憤ることの価値」について考え続けた一週間でした。

確かに、今回の民主党のマニフェストに書かれた政策は現実的でないものも多く、ポピュリズムの極みとも評されるもの(本当は政策インデックスに書かれている諸々のほうが本当の意味で怖いもの)ですが、それはそれ、要は総選挙で国民が自民党ではなく民主党を選んだのです。民主党は選挙で掲げたマニフェストを堂々と実行していけばいいのだし、またそうするべきでしょう。その結果、たとえ国益が失われたとしても、それは民主主義のもとで小選挙区制という選挙制度を採用している日本が負うべきコストであり国民は甘んじてそれを受け入れなければならないし、異論があれば次の総選挙で是非を示せばよいのだと思います。小選挙区制度を採るかぎり、政権交代はこれからの長い長い政治の流れの中で繰り返し起こるものであり、今回もその一つでしかないのでしょう。

では、自民党に所属する政治家はどうすればよいのか。

ただ一つ私にもわかる事は、保守とは何なのかという原点をしっかりと意識しなおすことだと思います。県会議員である私にとっての保守とは、現場に入り、地域に根差すこと。そして、一つ一つの課題を人のせいにせず自ら解決していくことです。できることとできないことがありますが、それでも全力を尽くすことを通じて、地域に暮らす人たちに安全・安心と豊かさを提供し続けることだと信じています。

 

さて、今週日曜日に、三条市の「論語朴(ほお)の会」さんの主催で、こども論語塾の著者として知られる安岡定子さんを講師に迎え「論語を楽しみ活かす」と題した講演会が「漢学の里」で開かれました。

安岡さんの御祖父は昭和の歴代首相の指南役としても著名な安岡正篤氏。「平成」の元号の考案者としても知られています。正篤氏との思い出や諸橋徹次先生との関わりに始まり、孔子と論語についての大変判りやすい解説と会場を埋め尽くした聴衆全員そろっての素読。約2時間があっという間の素晴らしい講演会でした。

約2500年前に孔子の弟子たちによって書かれた論語が、長く読み継がれ、現代の日本でも受け入れられているのは、孔子の教えが人間の生き方について普遍的な価値を示していること、そして、文体の美しさにあるのでしょう。素読をしていると、自然に背筋が伸びて言葉の意味も体に染みてくるように感じるから不思議です。

500編ある論語の中で、安岡さんが今回の講演会の素読用にお選びになった6編を紹介します。

 

子曰わく(しのたまわく)、「学んで時にこれを習う、亦説ばしからずや。朋あり、遠方より来る、亦楽しからずや。人知らずしていきどおらず、亦君子ならずや。」

子曰わく、「君子は義に喩り、小人は利に喩る。」

子貢問いて曰わく、「一言にして以って終身之を行うべき者有りや。」 子曰わく「其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ。」

子曰わく、「徳は孤ならず、必ず隣有り。」

子曰わく、「過ちて改めざる、これを過ちと謂う。」

子曰わく、「巧言令色、鮮し仁。」

 

 

2009/8/31~9/6 新潟県議会9月定例会が始まりました

 

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総選挙が終わり、早くも2日水曜日から県議会9月定例会が始まりました。今年は「トキめき新潟国体・新潟大会」が開催されるために、例年より1週間ほど早めの日程です。

提出された9月補正予算案は規模402億円、特徴は、

1.厳しい県内の経済状況を踏まえた各種対策を講じている

例えば、〇県や市町村が講じる緊急雇用対策への予算措置。 〇地場産品の販売促進を通じた需要創出策。 〇経済的理由から進学を諦めたり退学する子供たちを出さないための、県奨学金と他奨学金の併用禁止を見直す条例案。

2.景気回復期を見据えた将来への投資の拡大

例えば、〇全国初の雪国型大規模太陽光発電施設の整備着手。〇電気自動車等の普及促進に関する条例案。 〇起業家育成や第二創業への支援。 〇県内港の利用促進や空港路線の活性化。

3.安心・安全な社会実現のための医療・教育・福祉の充実策

例えば、〇新型インフルエンザ対策の強化。 〇特別支援学校高等部の施設拡充

などなど、とても、ここには書ききれないほどのたくさんの施策に予算措置がされています。私は今議会では一般質問はせず(12月定例会で行います)、委員会も副委員長になったため公式に議場で質問する機会はありませんが、その分個々の提出議案をじっくり吟味する時間がありますので、それぞれ個別に部局に提言を行って参ります。

 

31日月曜日に、体育文化センターで「カレーラーメンの未来を語る座談会」が開かれました。詳しくはこちら(県央ドットコムさん)をご覧ください。三条のカレーラーメンには県の観光協会も注目していて、この秋の新潟デスティネーションキャンペーン用のパンフにも掲載しています。ちなみにこのパンフ、80万部印刷されて首都圏のみならず全国津々浦々の旅行代理店で配布されるという大変発信力の高いものです。また、季節ごとに作成されている新潟県観光通信には、三条市が取り組んでいる「まちあるき」を題材にして三条鍛冶道場や三条に残る古い町並みとカレーラーメンをセットにして紹介しています。(こちらは25万部印刷です)今回の座談会ではこれら県の取り組みの紹介はなかったので、早速、観光協会に連絡して、次の飲食店組合さんの会合でご紹介させていただく手配をしました。頑張っている人達を応援するのは張り合いがありますね。

三条では当たり前のカレーラーメン(私はカレー中華と呼んでいましたが)ですが、1地域で70店舗もカレーラーメンを提供しているのは三条だけ!全国的に見ても三条のほか、苫小牧と室蘭だけがカレーラーメンの産地?と呼べるのだそうです。3地域とも、地域の産業の歴史と深いかかわりがあり、立派な食文化といえるものです。近年のB級グルメブームの中で、三条のウリとして上手に発信できれば地域おこし政策の一つとしても大変有効なのです。

まずは隗より始めよ、ということで、今週は3回(鳳食堂さん、おかださん、大観楼さん)カレーラーメンを食べに行き、そのたびに店主さんと懇談。みなさん、それぞれ工夫されており、食べるたびに違った感動があります。また、座談会で多めに頂いたカレーラーメン食べ歩きマップを県庁で議員と職員の皆さんに配布。これが大変好評で、みなさん私の宣伝を興味深く聞いて下さいます。あっという間に配り終えてしまいました。

一足先に全国区になっている燕の背油系とセットで県央の食として売り出すとか、苫小牧と室蘭の方々をお招きしてカレーラーメンサミットを開くとか、アイデア次第でもっともっと賑やかに発信できそうですし、県としてもさらにバックアップしていきたいと思います。

写真は、土曜日に県央工業で行われた「新潟県高等学校ロボット競技大会」の様子です。お昼にカレーラーメンを食べに行った大観楼さんで、校長先生にばったりお会いして、お誘いを受けてお邪魔しました。「おたがいに礼!」「よろしくお願いします!」から始まる体育会系さながらの勝負の様子に、驚き、興味深く拝見しました。(くわしくはこちら新潟日報さんをご覧ください)

 

新潟県

新潟県三条地域振興局

うまさぎっしり新潟

三条市

三条カレーラーメン

新潟県土木防災情報システム

気象庁 レーダー・降水ナウキャスト:北陸地方(東部)

自民党

自由民主党 新潟県支部連合会